人形浄瑠璃体験プログラム
東京都指定無形文化財
人形浄瑠璃体験プログラム
日本が世界に誇る伝統芸術に一度はふれて下さい
車人形は江戸時代の終わり頃、初代西川古柳によって考案されました。
「ろくろ車」という、前に2 個、後ろに1 個の車輪がついた箱型の車に腰掛けて、一人の人形遣いが一体の人形を操る独特な一人遣いの人形芝居です。
古柳座の芸能は初代西川古柳や江戸の最後の人形遣い吉田冠十郎、文楽の吉田文昇らの指導を受け、さらに伝統的な車人形の操法を基礎として、新鮮な工夫を重ね、1981年には乙女文楽の技法を取り入れた「新車人形」を考案しました。
人形遣いの身体は人形に直結し、非常に細かい動きまで可能になり、人形の足が舞台を力強く踏んで歩くことができるなど、多彩な表現に富んだ人形芝居をお楽しみ下さい。
プログラム例(約90分)
[出演] 西川古柳座、義太夫:竹本弥乃太夫社中、人形役:西川古柳社中
[メンバー構成] 義太夫1、三味線1 or 2、人形遣い5、司会解説1、ほか音響照明技術者、スタッフ